第六世代移動通信システム?
前回では5Gについて紹介した記事を書きましたが、
その記事の途中で次は6Gについても紹介すると、
述べていました。
5Gでもすごいですが、次の6Gは更に5Gを上回っています。Gについての説明や歴史などは前の記事でも紹介しているので省かせていただきます。
6Gは2030年をめどにもう既に各国では、
開発が始まっています。
まずは6Gについての特徴について6つにまとめて
述べたいと思います。
1.超高速、大容量通信
100Gbpsを超える超高速通信。NTTドコモは
速度と容量において5Gの10倍を目指しています。
想像がつかないと思いますが簡単に言えば、
1Gバイトのファイルを0.2秒で送受信することが、
できる速度です。少しは想像付きましたか?笑
2.通信領域の拡張
宇宙旅行や空飛ぶクルマの実用化が控えている中、
現在では通信できていない海、空、宇宙でも通信を
提供する。
現在では、高速道路でトンネルに入れば、圏外と
なることが多々あると思いますが、中国では、
「圏外がなくなる」というのを目標に開発しています。つまり、世界のどこにいようが
ネットワークに繋がらない場所がなくなるという
ことです。
3.超低消費電力、低コスト化
ネットワークの消費電力をこれまでよりも、
抑える取り組みもあります。例えば、
スマートフォンで、ゲームをしていたり、
動画を見ているとスマホが少し熱くなってしまうことがあると思いますが、それを抑えるという事です
4.超低遅延
1ms以下(1ms=0.1秒)に遅延を抑える超低速遅延通信が開発されている。
読み込みが早くこれから遅延が少なくなっていくので、自動運転、空飛ぶクルマの開発に繋がっています。
5.信頼性の向上
産業への利用において、セキュリティや安全性、
信頼性を向上を目指しロボットやドローン活用も
視野に入れている。
もし機会が事故などを起こした場合など責任が取れないことがあります。そのため法の整備も必要ですし、安全性、信頼性は重視したいところだと思います。
6.超多接続
1平方kmあたり1000万デバイスの接続を実現させ、
IoT関連の活用も見込んでいる。
想定されている利用環境
携帯電話通信、ロボット、ドローン、拡張現実、
4K/8K、遠隔医療、自動運転、空飛ぶクルマなどなど
他にもたくさんあります。
それでは6Gではどんな事ができるのか述べていきたいと思います。
XR時代到来?
XRとは、バーチャルリアリティのことで、
簡単に言うとVRやARのことで、拡張現実と言います
今まで映画の中でしか見た事がないSFの世界が、
実現すると言う事です。ホログラム技術が発達し、
目の前に映像が流れるようになります。
例えば誰かからメールが来たら目の前に映像、文面が現れます。返信は音声などでできるでしょう。
また時が進めば脳波を読みとり返信したりできるようになるかもしれません。でもそれはちょっと怖いですね笑笑
触角や嗅覚などの伝達も可能になるでしょう。
先ほども述べていますが、相手の姿をホログラムして目の前にいるようになります。そしてそれを触ることもできますし匂いも感じるようになります。
そうしていけばネット接続センサーが増えれば
今までビッグデータだった物が更にビックデータに
なります。そうすればAI(人工知能)はさらに
賢くなります。自動運転が完全無人化させるためには学習させる必要があります。なのでこれからは
AIの生産量が増えると思います。
ある方はこれからはAIを作る人とAIに使われる人に
分かれると述べています。もちろんAIにはできない
仕事あります。そして家で仕事ができるようになるので高層オフィスなどは使われなくなるかもしれません。
次は6G開発に向けて各国の様々な動きついて
紹介したいと思います。
国際的な動きとしては、
国連機関である国際電気通信連合が2030年以降に
出現すると予想される6G技術を調査するための
主導機関を立ち上げている。
これを聞くと確実に6Gは近いうちに実現されそうですね!
アメリカ
恐らくこの記事を読んでいる方でも知っているかもしれませんが、「米国では5Gを、いや6Gもなるべく早く出現させたい」と発言しています。米国は何に対してもリーダーになりたい、とのことです。
6G開発を強化するなど、それぞれ発言し、
技術開発に対する意欲を見せている。
大手キャリアのVerizonやチップメーカーのQualcommなどと6G開発を進めている
また韓国では、2020年2月、「6Gオープンシンポジウム2020」が開催され、国際標準化の主導権を
握ることが重要との認識で一致。
韓国政府では6Gなどの次世代ネットワーク戦略の
策定をすすめている。
2020年前半中に韓国内の6Gロードマップを作成する
予定。
日本では2019年にNTTがSONYや米lntelと協力し、
6G開発を進めることが発表。この3社で業界団体
「IOWN Global Forum」を設立して2030年の実用化に向けて進めている。
またトヨタ自動車とNTTが連携を発表。
6G時代に向けて、自動運転の技術の開発強化を
本格的に早期実用化につなげている。
最後に課題と懸念について述べていきたいと思います。5Gで紹介したものと少し似ていますが、6Gは
5Gに比べて強く課題もさらに大きくなります。
自動運転や空飛ぶクルマなどでは、人が死んでしまった場合責任が取れません。まずは法の整備も重要です。歩く場所と車が走れる場を今より大きく分けるなど大きな変化が必要だと思います。
たとえ車同士がぶつかったとしても中の人が安全でいられるような課題も必要です。
また5Gと似ていますがあらゆる物がネットに繋がります。 軽量のARメガネが一般化するのでは言われています。個人情報、ハッキングなどセキュリティ
の面では不安があります。
そして6Gは超高密度と言われています。なので、
たくはんのローカルオペレーターが必要になると
言われています。ビジネスモデルも変化します。
他にも課題はありますがそれは5Gと同じで
5Gの方の記事に書いているのでそっちを
見てもらえたら幸いです。
最後まで見ていただきありがとうございます。